『VORTEX』観てきました。
~あらすじ~
心臓に持病を抱える映画評論家の夫と、認知症を患う元精神科医の妻。
離れて暮らす息子はそんな両親のことを心配しながらも、金銭の援助を相談するため実家を訪れる。
夫は日ごとに悪化していく妻の認知症に悩まされ、ついには日常生活にまで支障をきたすように。
やがて、夫婦に人生最期の時が近づいてくる。
いや〜
重い。つらい。悲しい。
なんの娯楽性もない映画でした。
画面が左右2分割されていて、それぞれ夫と妻の視点で話が流れていきます。
決して交わらない壁のように思えます。
大きな事件が起こるわけでもなく。
本当に丁寧にゆっくりと、淡々と日常が描かれてるだけなので眠くなります(笑)。
プール入ってごはん食べた後に観るものじゃなかった😅
だから退屈だと言うわけではなく、辛いけど見ずにおられん感じ。
これは他人事ではないわ。
病気、老い、家族、について考えさせられました。
素っ気なく「FIN」の文字で終わり、エンドロールも一切ないところがまたなんともいえんかったですね。
死なんて、そんなあっけないもの、って感じがして。
今度はもっと楽しい映画を観に行こう...(笑)